スパイダー屋敷の晩餐会

ちょっぴり怖〜いお話です。
美しい虫の娘フライとこわ〜い蜘蛛スパイダーのお話。
スパイダーの屋敷にやって来たフライ。
スパイダーはあの手この手でフライをおびき寄せようとします。
フライの美しい容姿を褒めてみたり。。。
ご馳走すると行ってみたり。。。
ところがスパイダーの怖い噂を知っているフライはうまくかわして一度は屋敷を出ていきます。
しかしほどなく、再びフライはスパイダーのもとに舞い戻って。。。。
モノクロの絵本です。
それが益々怖さをあおる感じですね。
怖い存在と分かっていながら、うまい口車に乗せられて。。。。
ハッピーエンドではありません。
現実は怖いんだよ〜、君の回りにもきっと君の身を狙うずるがしこい人がいるかもしれないよ〜。という教訓でしょうかね。
原作はメアリー・ハウイット。
『スパイダーウィック家の謎』でおなじみのトニー・ディテルリットの絵です。
翻訳は俳優の別所哲也さん。
なかなか面白い絵本ですよ。